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ノロウイルス感染症

ノロウイルスと止瀉薬(下痢止め)

世界各地の施設などで
発生しているノロウイルスは、
非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種。


1968年、米国オハイオ州ノーウォークの
小学校で集団発生した胃腸炎の患者から
初めて発見されたとされています。


嘔吐・下痢・発熱を主たる症状とします。


ノロウイルスの感染経路は
カキ・アサリ・シジミなどの生食および
ウイルスで汚染された食品を食して経口感染するものと、

感染した患者の糞便や嘔吐物に
排出されたウイルスから経口感染するものとがあります。


また感染しても
発症しないまま終わる場合や
風邪と同様の症状が現れるのみの場合もあるようです。


「嘔吐、下痢、腹痛を伴う風邪」が、
ノロウイルスなどによる感染症である場合もあります。


ところで下痢がひどい場合には
水分を補給したり、
止瀉薬(下痢止め)を使用したりしますが

止瀉薬の使用については
ノロウイルス感染症に関しては
今のところ専門家の間では
意見が分かれているというのが現状のようです。


止瀉薬は、ウイルスを体内にとどめるので
用いるべきでないとする意見と
ノロウイルスは主に小腸で増殖するが、
止瀉薬は主に大腸に作用するので
止瀉薬が本当に大腸でのウイルスの生存を促すかは
不明であるという意見。


止瀉薬(下痢止め)の使用については
今の段階では使うべきなのか
使ってはいけないのかどちらともいえないのが実情。


ノロウイルス感染症
死に至る例はまれであるが
ノロウイルスに有効な抗ウイルス薬は
今のところないようです。


感染予防のためには
感染経路を断つことが重要で
飲食物を扱う人・調理者が十分に注意を払うことが必要。


洗浄→消毒の順番が重要なのだそうです。