認知症
認知症告知8割が希望
将来自分が認知症になった場合、
その事実を告知してほしいかどうか。
こういう問題に関して
国民はどういう意識を持っているのだろうか?
この興味深いテーマについて
国立長寿医療センター(愛知県)が
調査を実施しています。
全国の20〜70代の
一般市民約2千人を対象に
2004年に調査した回答を集計し
2006年6月30日
東京都内で開催された
日本老年精神医学会で発表しています。
「認知症になったら知らせてほしい」
と回答したのは81%
「認知症になっても知らせてほしくない」
と回答したのは19%。
告知希望率は30代が89%と最も高く、
70代が69%と最も低いという結果が出ています。
男女の比率の差は
ほとんどなかったということです。
更に
告知希望者に対しては
「誰から告知を受けたいか」という質問があり
これに対しては、
「医師から告知を受けたい」が83%、
「家族から告知を受けたい」が17%。
ここで興味深い数字が
調査結果から読み取ることができます。
「認知症とわかったとき、
自分はどのように感じるであろうか」
という質問に対する回答ですが、
告知希望者の場合
「家族に不安を感じさせたり、
介護や経済的な負担をかけるのがつらい」
という回答が圧倒的に多かったのに比べ、
告知を希望しない人の場合は、
「今の生活が壊れるのが怖い」
「ショックで何も考えられない」
と回答したケースが目立ったということです。
認知症に関しては、
精神的ケアの体制が整っていないという理由から、
告知をしている医師は
半数に留まっているという報告もあります。

この統計結果はとても興味深いですね!
告知を希望している人ほど周囲への思いやりの気持ちが強いってこと?
30代が一番告知希望率が高いのは、
小さな子どもがいたりすることで
それだけ家族に対する責任の重みを感じているからかしら?
