小児喘息
乳幼児用の気管支喘息治療薬
日本の喘息患者は、
約450万人いると
推測されているのだそうです。
最近の傾向として、
発症が低年齢化し、
乳幼児の発症が目だっているということです。
小児喘息の80%は、
3歳までに起きているという報告もあります。
小児以上の喘息患者の場合、
外来診療での処置のみで対応できるようになって
入院は激減したのに比べ、
乳幼児の入院患者だけが
横ばい状態が続いているということです。
2006年7月
乳幼児用の気管支喘息治療薬の
吸入ステロイド剤「ブデソニド」(商品名パルミコート吸入液)
の輸入が承認された、
というニュースが入りました。
ネブライザー(噴霧器)で使える
喘息治療薬なのだそうです。
喘息は、
気道の炎症が原因で起こるものですが、
吸入ステロイド剤は
この炎症を改善するのに
最も効果があるとされている薬なのだそうです。
これまでも、
成人用の吸入ステロイド剤はありましたが、
噴霧時に一瞬息を吸い込むなどの
使用方法の難しさから
乳幼児には無理とされていました。
それが
ネブライザーを利用した投与が
可能となったことで
乳幼児でも自然に呼吸するだけで
ステロイドの吸入ができるようになったというものです。
臨床試験では、
1日1〜2回の使用で、
喘息発作の頻度を
2週間で50%、
3ヶ月で25%まで
減らせたという結果が出ているそうです。
この新薬の登場によって、
これまで難しいとされてきた乳幼児喘息の状況に
大幅な改善が見られるのは間違いないようです。

喘息は本当に苦しい病気、
こういう新薬はとてもありがたいですね。
