肝炎
肝炎の種類と感染経路
肝炎は、
ウイルス、アルコール、薬物等を原因として
肝臓に炎症が起こり
発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状が現れる疾患。
日本では
ウイルスによる肝炎がほぼ80%で、
A型、B型、C型が多いとされています。
肝炎は
ウイルス自体が肝細胞を破壊するのではなく
肝細胞内で増殖したウイルスに対する
生体の免疫反応によって、
ウイルスだけではなく肝細胞も一緒に
障害を受けてしまうことによるもの。
◆A型肝炎
A型肝炎ウイルスに汚染された水や野菜、
魚介類などを生で食べることにより感染しますが
糞便に汚染された器具、手指等を経て感染することもあります。
潜伏期間は平均1ヶ月程度で、
増殖したウイルスに対する免疫が働き始め
HA抗体が作られるようになると
免疫機構により肝細胞が攻撃されて発症します。
慢性化することはほとんどなく
急性肝炎として一定の時期を過ぎると
ほとんどは治癒へ向かいます。
A型肝炎で
肝硬変や肝臓がんになることはありません。
◆B型肝炎
現在、日本のB型肝炎感染者は
130万〜150万人いるとされています。
その多くは母子感染によるもので
母子感染防止策がとられる以前の感染によるものです。
近年最も多いのが、性交渉による感染。
不特定多数の人と
性交渉を持つことの危険性を
認識すべきとの警鐘が鳴らされています。
◆C型肝炎
現在、日本のC型肝炎感染者は
150〜200万人と言われています。
肝臓がんをひきおこす肝炎ウイルスの
約8割がC型肝炎です。

C型肝炎は肝炎の中で最も厄介だといわれています。
