介護
コムスン介護報酬不正請求事件を振り返る2
処分を受けたコムスンは、
その直後、同じ
グッドウィル・グループ内の会社へ
事業をすべて譲渡する方針を公表。
しかしこの会社は、
5月までコムスンの子会社だった日本シルバーサービス。
コムスンが処分を受けるのに備えて、
事前に子会社を切り離し
事業譲渡の下準備をしたと疑われるのは当然のこと。
こうしてコムスンは
厚生労働省から行政処分を受けた後も
介護事業の継続を模索していたようですが、
このような方法がまかり通るほど
世の中は甘くはないようで
「処分の骨抜き」との批判の嵐の中で
グループ以外への売却に方向転換
せざるを得ない状況に追い込まれたというもの。
グッドウィル・グループは
2007年6月13日
介護事業から全面撤退する方針を正式決定。
居酒屋チェーン大手ワタミ
介護業界大手のニチイ学館
施設介護事業の買収を目指すツクイ
セントケア・ホールディング
ベネッセコーポレーション・・・
譲渡を見越した企業が
買収に次々名乗りを上げました。
コムスンのサービスを利用しているお年寄りは
全国に約6万5000人、
介護関連企業の従業員は約2万7000人。
離島や山間部での介護サービスが
切り捨てられるのではないか、
介護難民を出さずに事業譲渡が実現するのか、
事業が切り売りされれば、
従業員の雇用を守ることができなくなるのではないか、
等々、
事業譲渡に関しては
非常に大きな不安がついてまわりました。
