麻疹(はしか)
若者に流行する麻疹(はしか)
麻疹(はしか)といえば
小さな子どもの感染症と思われがちですが
ここ数年、10〜20代の若者の間で
広がりを見せています。
麻疹(はしか)ウイルスが、
せきなどを通じて感染する病気で非常に伝染力が強く、
ウイルスを攻撃する抗体がない人が感染すると、
ほぼ100%が発病するといわれています。
10〜12日潜伏期間の後
発熱、せきなどの症状が出て、全身に発疹が広がります。
重症の場合は
肺炎や脳炎などの合併症が引き起こし
死亡することもあります。
麻疹(はしか)は
一度感染すれば二度と感染することはありません。
この年代層に感染者が多い理由は
@一度も感染した経験がない
Aワクチンを接種したことがない
これに加えて
Bワクチンの接種を一度しかしていない
ことによるものです。
Aのワクチンを接種したことがない、というのは
この世代の若者達が子どもの頃
混合ワクチンの接種に関して副作用が全国的に問題となり
ワクチンの接種を控えたケースがかなりあったためと考えられます。
Bの一度しか接種していないケースの場合
日本ではしかの定期接種が始まったのが1978年で
そのころは1回の接種が基本だったようです。
1回の接種では
時間が経つにつれて
効果が薄れてくることがわかっており
欧米や韓国ではいち早く予防接種を2回に変更し
麻疹(はしか)の排除に成功。
日本でも昨年(2007年)
予防接種が1回から2回に変更され
1歳時と小学校入学前に実施されることに。
ただ若者に対する麻疹(はしか)対策は
今のところないので
接種を希望する場合は
自費で1万円前後の費用を負担しなければならないとのこと。
過去において予防接種を受けたことがある人で
その効果が心配な人は、
医療機関で抗体検査を受けることもできるそうです。

麻疹(はしか)は
2回の予防接種で完全に防げるそうです。
面倒臭がらずに病院へ行ってみましょう。
